![]() 誘導結合プラズマチャンバの縁部性能を制御するための装置および方法
专利摘要:
本発明は、一般に、処理の間に縁部性能を制御するための方法および装置を提供する。本発明の一実施形態は、処理容積部を画定するチャンバ本体と、処理容積部に処理ガスを流すように構成されたガス注入口と、処理容積部に配置された支持ペデスタルとを備える装置を提供する。支持ペデスタルは、基板を裏面で受け取り支持するように構成された基板支持表面と、基板の外側縁部に沿って基板を囲むように構成された縁部表面とを有する上部プレートを含み、基板の上部表面と縁部表面との間の高度差が、処理ガスへの基板の縁部領域の暴露を制御するのに使用される。 公开号:JP2011510481A 申请号:JP2010539685 申请日:2008-12-15 公开日:2011-03-31 发明作者:ロジャー カーティス,;サン,;ティー. グエン,;ハン,;ディー. グエン,;ジョハネス,;エフ. スウェンバーグ,;フィリップ,;エー. ボッティニ,;マイケル,;ジェイ. マーク,;ウェイ リュ, 申请人:アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated; IPC主号:H01L21-31
专利说明:
[0001] 本発明の実施形態は、一般に、半導体基板を処理するための方法および装置に関する。より詳細には、本発明の実施形態は、均一性が改善された誘導結合プラズマ技術を使用して半導体基板を処理するための方法および装置を提供する。] 背景技術 [0002] 半導体超小形電子回路を製作するのに使用されるプラズマ反応器はRF(高周波)誘導結合場を使用して、処理ガスから形成されるプラズマを維持することができる。従来の誘導結合プラズマ反応器は、一般に、側壁およびシーリングを有する真空チャンバと、チャンバ内にあり、一般にシーリングと向かい合う加工物支持ペデスタルと、チャンバに処理ガスを供給することができるガス注入口と、シーリング上にある1つまたは複数のコイルアンテナとを含む。1つまたは複数のコイルアンテナは、一般に、シーリングにほぼ垂直な対称軸のまわりに巻きつけられる。RFプラズマ源電源はコイルアンテナの各々の両端に接続される。時には、反応器はシーリング上にあり、外側コイルアンテナに囲まれた内側コイルアンテナを含むことがある。] [0003] 一般に、高周波RF源電力信号が、反応器チャンバのシーリングの近くの1つまたは複数のコイルアンテナに印加される。チャンバ内のペデスタル上に配置される基板には、バイアスRF信号を印加させることができる。コイルアンテナに印加される信号の電力は主としてチャンバ内のプラズマイオン密度を決定し、一方、基板に印加されるバイアス信号の電力はウェハ表面のイオンエネルギーを決定する。] [0004] 一般に、「内側」コイルアンテナおよび「外側」コイルアンテナを用いて、コイルは、(個別の半径に閉じ込められるというよりはむしろ)、径方向にまたは水平方向に分布され、その結果、それに応じてそれらの半径方向の場所が拡散される。プラズマイオン分布の径方向分布は、内側アンテナと外側アンテナとの間の印加RF電力の相対的配分を変更することによって変更される。しかし、ウェハが大きくなるにつれて、ウェハ表面全体の端から端まで均一なプラズマイオン密度を維持することはより困難になる。] [0005] 図1は、典型的な誘導結合プラズマ反応器が直面する基板の縁部の近くの不均一性の問題を概略的に示す。図1は、典型的な誘導結合プラズマ反応器において事前形成された、窒化物形成処理の後の基板の端から端までの窒素ドーズ量を示す。窒化物形成処理は、基板上に形成された二酸化ケイ素ゲート誘電体薄膜に行われる。基板は、誘導結合プラズマを生成することができる真空チャンバ内に位置決めされる。窒素ガスがプラズマチャンバに流され、流れが続いている間プラズマが起こされる。次に、窒素プラズマ中の窒素ラジカルおよび/または窒素イオンが二酸化ケイ素ゲート誘導体薄膜に拡散および/または衝突する。] 図1 [0006] 図1は、窒化物形成が誘導結合プラズマ反応器内で行われた後の300mm基板の表面全体の直径の端から端までの窒素ドーズ量(Ndose)を示す直径走査チャートである。図1の直径走査チャートは、不均一性問題の1つ、すなわち、エッジドロップとして一般に知られている縁部区域の近くの低いドーズ量を示している。典型的な状況でエッジドロップを低減して基板の端から端まで均一性を達成することが望ましい。時には、特定の要求を満たすために調整された高いまたは低い縁部性能を有することが望ましい。] 図1 [0007] したがって、縁部性能を制御する能力を有する誘導結合プラズマ技術を使用して半導体基板を処理するための装置および方法が必要である。] [0008] 本発明は、一般に、処理の間に基板の縁部処理性能を制御するための方法および装置を提供する。] [0009] 本発明の一実施形態は、処理容積部を画定するチャンバ本体と、処理容積部に処理ガスを流すように構成されたガス注入口と、処理容積部に配置された支持ペデスタルとを備え、前記支持ペデスタは、基板を裏面で受け取り支持するように構成された基板支持表面と、基板の外側縁部に沿って基板を囲むように構成された縁部表面とを有する上部プレートを備え、基板の上部表面と縁部表面との間の高度差が、処理ガスへの基板の縁部領域の暴露を制御するのに使用される、基板を処理するための装置を提供する。] [0010] 本発明の別の実施形態は、実質的にプレート形状を有する本体を備え、本体は、基板を裏面で受け取り支持するように構成された基板支持表面と、基板の外側縁部に沿って基板を囲むように構成された縁部表面とを有し、基板の上部表面と縁部表面との間の高度差が、処理チャンバに流された処理ガスへの基板の縁部領域の所望の暴露を達成するように設計される、処理チャンバの支持ペデスタル用上部プレートを提供する。] [0011] 本発明のさらに別の実施形態は、処理チャンバ内に、基板をその上で受け取り支持するように構成された基板支持表面と、基板の外側縁部に沿って基板を囲むように構成された縁部表面とを有する支持ペデスタルを設けることと、基板を基板ペデスタルに位置決めすることと、処理ガスを処理チャンバに流すことと、基板を処理ガスで処理することとを含み、基板の上部表面と縁部表面との間の高度差が、処理チャンバに流された処理ガスへの基板の縁部領域の暴露を制御するのに使用される、縁部処理性能を調整する方法を提供する。] [0012] 本発明の上述の特徴を詳細に理解することができるように、上述の簡単に要約された本発明のより詳細な説明が実施形態を参照して行われ、その実施形態のいくつかが添付図面に示される。しかし、本発明は他の同様に有効な実施形態を許容することができるので、添付図面は本発明の典型的な実施形態のみを示しており、したがって、本発明の範囲を限定するものと見なされないことに留意されたい。] 図面の簡単な説明 [0013] 典型的な誘導結合プラズマ反応器が直面するエッジドロップとして知られる不均一性の問題を概略的に示す図である(従来技術)。 本発明の一実施形態によるプラズマ反応器の概略的な断面側面図である。 本発明の一実施形態による支持ペデスタルの上部プレートの概略的な部分側面図である。 本発明の一実施形態に従って縁部表面と処理されている基板の上部表面との間の高度差を使用する縁部性能の制御を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による支持ペデスタルの概略的な断面側面図である。 図4の支持ペデスタルの上部プレートを概略的に示す図である。 図5Aの上部プレートの概略的な部分側面図である。 本発明の一実施形態に従って制御された縁部プロファイリングを示すチャートである。 本発明の一実施形態に従って制御された縁部プロファイリングを示すチャートである。] 図4 図5A 実施例 [0014] 理解しやすくするように、可能である場合、図に共通である同一の要素を指定するのに、同一の参照番号が使用されている。一実施形態で開示された要素は、特別に詳述することなく他の実施形態で有利に利用できることが意図されている。] [0015] 本発明は、一般に、誘導結合プラズマを使用して半導体基板を処理するための装置および方法を提供する。本発明の実施形態は、均一性を改善するという特徴を有する誘導結合プラズマ反応器を提供する。特に、本発明の誘導結合プラズマ反応器は、縁部性能プロファイルを調整することができる基板支持アセンブリを含む。] [0016] 図2は、本発明の一実施形態によるプラズマ反応器100の断面側面図を概略的に示す。プラズマ反応器100は、一般に、反応器チャンバ101と、反応器チャンバ101の上に位置決めされたアンテナアセンブリ102とを備える。アンテナアセンブリ102は、反応器チャンバ101内に誘導結合プラズマを生成するように構成される。] 図2 [0017] 反応器チャンバ101は、円筒状の側壁105および平坦なシーリング110によって画定された処理容積部103を有する。基板支持ペデスタル115は反応器チャンバ101内に配置され、平坦なシーリング110と対向関係に向きを定められ、チャンバ対称軸に心合わせされる。基板支持ペデスタル115はその上に基板106を支持するように構成される。基板支持ペデスタル115は、処理の間、基板106を受け取り支持するように構成された支持本体117を含む。一実施形態では、基板支持ペデスタル115は、基板106を囲む縁部表面118を有する。縁部表面118と基板106との間の相対的高さは、基板106の縁部の近くの処理結果を調整するように構成される。] [0018] 複数の支持ピン116は、基板支持ペデスタル115に移動可能に配置され、基板移送を容易にするように構成される。真空ポンプ120は反応器チャンバ101の真空ポート121と協働する。スリットバルブポート104は、基板を処理容積部103に移入およびそれから移出するのを可能にし、円筒状の側壁105に形成される。] [0019] 処理ガス供給源125はガス注入口130を通して処理容積部103に処理ガスを供給する。ガス注入口130は平坦なシーリング110に心合わせすることができ、処理容積部103の様々な領域にガスを導く複数のガス注入ポートを有する。一実施形態では、ガス注入口130は、処理容積部103の様々な領域に処理ガスの個別に調整可能な流れを供給し、処理容積部103内で処理ガスの所望の分布を達成するように構成することができる。] [0020] アンテナアセンブリ102は、反応器チャンバの平坦なシーリング110上に配置された円筒状の側壁126を含む。コイル取付けプレート127が側壁126に移動可能に配置される。側壁126、コイル取付けプレート127、および平坦なシーリング110は、全体的に、コイル容積部135を画定する。複数のコイルハンガ132がコイル容積部135のコイル取付けプレート127から延びる。複数のコイルハンガ132はコイル容積部135に1つまたは複数のコイルアンテナを位置決めするように構成される。] [0021] 一実施形態では、内側コイル131および外側コイル129は、処理の間、基板表面全体の端から端まで均一なプラズマイオン密度を維持するようにコイル容積部135に配置される。一実施形態では、内側コイル131は約5インチの直径を有し、外側コイル129は約15インチの直径を有する。コイルアンテナの様々な設計の詳細な説明は、「Plasma Reactor Having a Symmetric Parallel Conductor Coil Antenna」という名称の米国特許第6,685,798号に見いだすことができ、それは参照により本明細書に組み込まれる。] [0022] 内側コイル131および外側コイル129の各々は、対称軸が反応器チャンバ101のものと実質的に一致する垂直な直円柱、または仮想円柱面、または軌跡を画定するソレノイド多心導体インタリーブコイルアンテナとすることができる。反応器チャンバ101内で処理されるべき基板106の対称軸の軸と一致する内側コイル131および外側コイル129の軸を有することが望ましい。しかし、内側コイル131、外側コイル129、反応器チャンバ101、および基板106の間の位置合せは、傾斜を引き起こす誤差の影響を受けやすい。コイル取付けプレート127は側壁126に移動可能に位置決めされ、その結果、内側コイル131および外側コイル129は、一緒にまたは独立に、反応器チャンバ101に対して傾くことができる。一実施形態では、コイル取付けプレート127は、コイル取付けプレート127と側壁126との間に位置決めされたチルトリング128を回転させて調整することができる。チルトリング128は、コイル取付けプレート127の傾斜取付けを可能にする可変厚さを有する。] [0023] プラズマ反応器100は、内側コイル131および外側コイル129に電力供給するように構成された電力アセンブリ134をさらに含む。電力アセンブリ134は、一般に、RF電源および整合回路網を含む。一実施形態では、電力アセンブリ134はコイル取付けプレート127の上に位置決めすることができる。] [0024] プラズマ反応器100のより詳細な説明は、2007年12月19日に出願された「Apparatus and Method for Processing a Substrate Using Inductively Coupled Plasma Technology」という名称の米国特許出願第11/960,111号(代理人整理番号12087)に見いだすことができ、それは参照により本明細書に組み込まれる。] [0025] 図3Aは、本発明の一実施形態による支持ペデスタルの上部プレート310、例えば図2の基板支持ペデスタル115の部分側面図を示す。] 図2 図3A [0026] 上部プレート310は、基板301の裏面303を支持するように構成された基板支持表面311を有する本体315を含む。上部プレート310は、基板301のデバイス側302が処理ガス305の流れにさらされるように基板支持表面311で基板301を受け取り支持するように構成される。一実施形態では、処理ガス305の流れは高周波供給源によって衝撃が与えられ、その中にラジカルを含むことができる。一実施形態では、凹部314が、上部プレート310と基板301との間の接触面積を減少させるために本体315において基板支持表面311内に形成される。その結果、基板支持表面311はリング形状を有し、基板301の縁部304の近くの帯の区域を支持することができる。一実施形態では、上部プレート310は、基板301の縁部304を自由に掛けるように設計される。] [0027] 基板支持表面311の径方向の外側にあり、基板301を囲むように構成される縁部表面312を、上部プレート310はさらに有する。一実施形態では、縁部表面312と基板301のデバイス側302との間の高度差313は実行されている処理の縁部性能を制御するように設計され、特に、高度差313は処理の間に処理ガス305への縁部304の暴露を制御するのに使用される。その結果、高度差313を使用して、縁部304から約10mmの領域内の性能を制御することができる。] [0028] 図3Bは、本発明の一実施形態に従って縁部表面と処理されている基板の上部表面との間の高度差を使用する縁部性能の制御を概略的に示す。図3Bは、処理されている基板の半径に沿った正規化処理結果の性能プロファイル320a、320b、320cを示す。処理結果は、様々な処理の様々なパラメータ、例えばドーピング処理のドーズ量、堆積の厚さ、およびプラズマエッチングのボンバードの強度を参照することができる。] 図3B [0029] プロファイル320aは縁部強化性能であり、基板の縁部領域は基板の中心部分と比べて処理ガス/プラズマへの暴露をより多く受けることを示している。本発明の一実施形態では、基板301の上部表面と上部プレート310の縁部表面との間の正の高度差313aを使用して、320aと同様の縁部性能が達成される。] [0030] プロファイル320bは縁部平坦性能であり、基板の縁部領域は基板の中心部分と比べて処理ガス/プラズマへの暴露を同様に受けることを示している。本発明の一実施形態では、基板301の上部表面と縁部表面との間の小さい正の高度差313bを使用して、320bと同様の縁部性能が達成される。一実施形態では、小さい正の高度差313bを得るために、所望の厚さの縁部リング312bを上部プレート310上に配置することができる。一実施形態では、小さい正の高度差は約0.5インチ未満とすることができる。] [0031] プロファイル320cは縁部弱化性能であり、基板の縁部領域は基板の中心部分と比べて処理ガス/プラズマへの暴露をより少なく受けることを示している。本発明の一実施形態では、基板301の上部表面と縁部表面との間の負の高度差313cを使用して、320cと同様の縁部性能が達成される。一実施形態では、負の高度差313cを得るために、所望の厚さの縁部リング312cを上部プレート310上に配置することができる。] [0032] 図4は、本発明の一実施形態による支持ペデスタル300の断面側面図を概略的に示す。支持ペデスタル300は、図2のプラズマ反応器100などの処理チャンバ内で基板を受け取り支持するように構成される。] 図2 図4 [0033] 支持ペデスタル300は、基板301の裏面303を受け取り支持するように構成された基板支持表面331を有する上部プレート330を含む。上部プレート330はアダプタプレート340を介して設備プレート350に積み重ねられる。次に、上部プレート330、アダプタプレート340、および設備プレート350の積み重ねは、上部プレート330がチャンバ本体370によって画定された処理容積部に封止可能に配置されるようにアダプタ360を介して(部分的に示されている)チャンバ本体370に結合される。] [0034] 設備プレート350は、複数の持上げピン341を上昇および降下させるように構成される複数の駆動機構351を収容するように構成される。複数の持上げピン341は、上部プレート330に形成された複数のピン孔336に移動可能に配置される。基板ハンドラ、例えばロボットによる基板移送を容易にするために、複数の持上げピン341は図4に示されるように上部プレート330の上方に上昇することができる。基板301を受け取った後、複数の持上げピン341を複数の駆動機構351によって降下させて基板支持表面331より下で複数のピン孔336内に休止させ、基板301を基板支持表面331に配置することができる。] 図4 [0035] 上部プレート330は円板形状の本体を有する。一実施形態では、上部プレート330は石英で製作することができる。上部プレート330は、基板301のデバイス側302が処理容積部内で処理ガスの流れにさらされるように基板支持表面311で基板301を受け取り支持するように構成される。] [0036] 図5Aは上部プレート330の一実施形態を概略的に示し、図5Bは上部プレート330の部分側面図を概略的に示す。一実施形態では、凹部334は、上部プレート330と基板301との間の接触面積を減少させるために基板支持表面311内に形成される。その結果、基板支持表面331はリング形状を有し、基板301の縁部の近くの帯の区域を支持することができる。] 図5A 図5B [0037] 基板支持表面331の径方向の外側にあり、基板301を囲むように構成される縁部表面332を形成するフランジを、上部プレート330は有する。一実施形態では、縁部表面332と基板支持表面331との間の高度差333は、実行されている処理の縁部性能を制御するように設計され、特に、高度差333は処理の間にプロセス化学への基板301の縁部の暴露を制御するのに使用される。] [0038] 一実施形態では、基板301の上部表面は縁部表面332よりも約0.5インチだけ高いか、または基板の半径の端から端まで均一な処理性能を達成するのに十分であるように、高度差333は設定される。一実施形態では、高度差333は約0.25インチとすることができる。] [0039] 一実施形態では、所望の厚さのオプションの縁部リング337を使用して、所望の縁部性能を達成するように縁部表面の高さを変更することができる。] [0040] 一実施形態では、複数の支持アイランド335が基板支持表面331の外側に上部プレート330から突き出る。複数の支持アイランド335は基板支持表面331よりも高く、基板301が処理の間滑って離れないように構成される。] [0041] 一実施形態では、基板301の上昇を調整するのに複数の持上げピン341を使用し、それにより、処理の間、基板301と縁部表面332の間の高度差を調整することができる。] [0042] 一実施形態では、位置合せ孔338が上部プレート330の中心の近くに形成され、アセンブリの間上部プレート330の位置合せを容易にするように構成される。一実施形態では、図4を参照すると、複数の持上げピン341の各々は、複数のピン孔336が処理容積部内の処理ガスを汚染しないようにキノコ形状ヘッドを有することができる。一実施形態では、複数の持上げピン341はサファイアから製作することができる。] 図4 [0043] 図6Aおよび図6Bは、本発明の一実施形態に従って制御された縁部プロファイリングを示す走査チャートである。図6Aおよび図6Bは、プラズマ反応器内で行われた窒化物形成処理の後の基板の直径の端から端までの窒素ドーズ量を示す。窒化物形成処理は、一般に、基板上に形成された二酸化ケイ素ゲート誘電体薄膜に行われる。基板は、プラズマ反応器、例えば図2のプラズマ反応器100内に位置決めされる。窒素ガスがプラズマチャンバに流され、プラズマは、窒素流れが連続的である間に図2のコイル129、131などのコイルアセンブリによって起こされる。プラズマは窒素をイオン化し、次に、イオン化された窒素は二酸化ケイ素ゲート誘電体薄膜中に拡散する。] 図2 図6A 図6B [0044] 図6Aは、処理されている基板の上部表面よりもわずかに高い縁部表面をもつ基板支持体を有するプラズマ反応器内で行われた窒化物形成処理の後の基板の直径の端から端までの窒素ドーズ量を示す走査チャートである。図6Aは、200sccm、400sccm、600sccm、800sccm、および1000sccmの窒素流量での窒化物形成処理によるドーズ量結果である。図6Aの結果のすべてについて、基板の縁部の近くのドーズ量は、基板の残りの部分の端から端までの平均ドーズ量よりも実質的に低い。] 図6A [0045] 図6Bは、処理されている基板の上部表面よりも低い縁部表面をもつ基板支持体を有するプラズマ反応器内で行われた窒化物形成処理の後の基板の直径の端から端までの窒素ドーズ量を示す走査チャートである。これらの特定の場合には、縁部表面と基板の上部表面との間の高度差は約0.5インチである。図6Bは、200sccm、400sccm、600sccm、800sccm、および1000sccmの窒素流量での窒化物形成処理によるドーズ量結果を示す。図6Aの結果と比べて、図6Bの結果は基板の縁部近くでドーズ量が増加している。さらに、図6Bの結果は、基板の端から端までの平均ドーズ量に実質的に近い縁部ドーズ量を有する。] 図6A 図6B [0046] 図6A、6Bのチャートは、さらに、他の不均一性、例えば中心の近くの低いドーズ量、およびドーズ量の非対称性を示していることに留意すべきである。本発明は、エッジドロップの修正のみに基づいて説明されている。] 図6A [0047] 図6A、6Bに示す基板の中心の近くの低いドーズ量は流れ分布に起因しており、中心の近くの低いドーズ量の修正は、基板の様々な領域に独立した制御可能な流れを供給することによって対処することができる。中心の近くの低いドーズ量の修正についての詳細な説明は、2007年12月19日に出願された「Duel Zone Gas Injection Nozzle」という名称の米国特許出願第11/960,166号(代理人整理番号12088)に見いだすことができ、それは参照により本明細書に組み込まれる。] 図6A [0048] 基板の端から端までのドーズ量の非対称性は、一般に、ベースライン傾斜を参照する。ベースライン傾斜の修正は、処理されている基板を基準としてコイルアセンブリを調整することによって達成することができる。ベースライン傾斜の修正についての詳細な説明は、2007年12月19日に出願された「Method of Correcting Baseline Skew by a Novel Motorized Source Coil Assembly」という名称の米国特許出願第11/960,246号(代理人整理番号12089)に見いだすことができ、それは参照により本明細書に組み込まれる。] [0049] 前述の内容は本発明の実施形態を対象としているが、本発明の他の実施形態およびさらなる実施形態は本発明の基本範囲から逸脱することなく考案することができ、その範囲は添付の特許請求の範囲によって決定される。]
权利要求:
請求項1 処理容積部を画定するチャンバ本体と、前記処理容積部に処理ガスを流すように構成されたガス注入口と、前記処理容積部に配置された支持ペデスタルとを備え、前記支持ペデスタルは、前記基板を裏面で受け取り支持するように構成された基板支持表面と、前記基板の外側縁部に沿って前記基板を囲むように構成された縁部表面とを有する上部プレートを備え、前記基板の上部表面と前記縁部表面との間の高度差が、前記処理ガスへの前記基板の縁部領域の暴露を制御するのに使用される、基板を処理するための装置。 請求項2 前記基板支持表面は、前記裏面の縁部が自由に掛かるように前記基板よりも小さい、請求項1に記載の装置。 請求項3 前記縁部表面が前記基板の前記上部表面よりも低い、請求項2に記載の装置。 請求項4 前記基板の前記上部表面と前記縁部表面との間の高度差が約0.25インチから約0.5インチの間にある、請求項3に記載の装置。 請求項5 前記基板支持表面が、前記基板の直径よりも小さい直径を有するリングの上部表面である、請求項3に記載の装置。 請求項6 前記上部プレートが、前記基板支持表面から径方向に外側に前記上部プレートから突き出す複数のフィンガを含み、前記複数のフィンガは前記基板が滑って離れないように構成される、請求項3に記載の装置。 請求項7 前記上部プレートの前記縁部表面に配置され、前記基板を囲む縁部リングをさらに含み、前記縁部リングが前記縁部表面と前記基板の前記上部表面との高度差を調整するように構成される、請求項3に記載の装置。 請求項8 実質的にプレート形状を有する本体を備え、前記本体は、基板を裏面で受け取り支持するように構成された基板支持表面と、前記基板の外側縁部に沿って前記基板を囲むように構成された縁部表面とを有し、前記基板の上部表面と前記縁部表面との間の高度差が、前記処理チャンバに流された処理ガスへの前記基板の縁部領域の所望の暴露を達成するように設計される、処理チャンバの支持ペデスタル用上部プレート。 請求項9 前記本体が石英から製造される、請求項8に記載の上部プレート。 請求項10 処理チャンバ内に、基板をその上で受け取り支持するように構成された基板支持表面と、前記基板の外側縁部に沿って前記基板を囲むように構成された縁部表面とを有する支持ペデスタルを設けることと、基板を前記基板ペデスタルに位置決めすることと、処理ガスを前記処理チャンバに流すことと、前記基板を前記処理ガスで処理することとを含み、前記基板の上部表面と前記縁部表面との間の高度差が、前記処理チャンバに流された前記処理ガスへの前記基板の縁部領域の暴露を制御するのに使用される、縁部処理性能を調整する方法。 請求項11 前記基板を前記処理ガスで処理することが、前記処理ガスへの前記縁部領域の暴露を増加させるように前記縁部表面を降下させることを含む、請求項10に記載の方法。 請求項12 前記基板を前記処理ガスで処理することが、前記処理ガスへの前記縁部領域の暴露を減少させるように前記縁部表面を上昇させることを含む、請求項10に記載の方法。 請求項13 前記基板の前記上部表面と前記縁部表面との間の高度差が約0.25インチから約0.5インチの間にある、請求項11に記載の方法。 請求項14 前記基板の上部表面と前記縁部表面との間の前記高度差を調整するように前記縁部表面に縁部リングを配置することをさらに含む、請求項10に記載の方法。 請求項15 持上げピンを使用して前記基板の上昇を変更することによって前記高度差を調整することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
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